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ロンリーナイト

彼氏と金がほしい26歳喪女の独り言です

けものフレンズ

を、見ました。

 

一話だけはかなり早い段階で見ていたのですが、その後忙しさのあまりアニメにかける時間を取れませんでした。
というか、オタクだけどもともとアニメはそんなに好きじゃないんですよね…(アニメ見るぐらいなら原作やノベライズ版を読むタイプ)

 

疲れていると人が生きるだの、死ぬだの、そんな話って考えたくないんですよね。
中学のときとか“鋼の錬金術師”が流行っていましたけど、今もうあれを見返せるかといわれたら、結構キツイ…。
あと“デスノート”とか…いやどうだろう、あれは逆に理解しないままでも読めてしまう気もしますが。

で、話題の“けものフレンズ”。
こちらは、一話は脳味噌からっぽで見られることと、序盤から説明くさい話がまーったくなくて、いきなり冒険に出る!というところがすごく入りやすかったです。
ゲームのチュートリアルとかオープニングムービーを飛ばしたい人間に最適。
「わーい!」「たーのしー!」と語録ばりのことを考えながら和やかに、行き当たった困難にみんなで力を合わせて立ち向かい、乗り越えていく姿をぼんやり鑑賞できます。
NHKみたい」っていうのはほんとそのとおりだなって思って、なんだか小さいころに見た、たとえば劇場版ドラエもんであったりとか、劇場版クレヨンしんちゃんとか、そういうものにやや通ずるところがあるなあと思いました(みんなで力を合わせて!感が)

なんて考えていると、徐々に徐々に物語がシリアスめいていくのがまたいいところ。
序盤から一気に重たいと疲れてしまうのですが、「あれ?今の意味深だな…って思ったけど次の瞬間にはもうギャグしてるから、気にしなくていいのかな?」を何度も繰り返していくと、あまり重たさを感じないんですよね。
お風呂でもぬるめから徐々にあったかくしていくといいって言いますけれど、それに近いものがある。

まあ、この作品の場合は「考察班」の存在によってシリアスめいた部分があるのは周知のことでしたし、むしろそれが真であるか、という観点からも爆発的に人気を会得した気がするので、実は「徐々に」でもないんですけれど。
私も、シリアスさのところが気になって見始めたタイプの人間です。

 

そしてそのシリアスさ、怖いんだけれど、怖くないのもまたいいんですよね。

 

最新の11話、かなりの引きで終わっています。
めっちゃくっちゃ次週が気になって、あの子はいったいどうなってしまうの!?って状態。
下手したら「死ぬんじゃないか」という状況ですし、これが“Another”だったら死んでる。

だけど“けものフレンズ”の場合、まあ、死ぬことはないかなあ、という安心感があるのがすごく良い。

怖いし、続きが気になるし、あちらこちらに散見されるシリアスの破片や過去にあったアプリ版との繋がり、すっごく気になるし、想像してゾクッとするんですが、怖いわけじゃない。
この、怖いわけじゃないけど、世界観の広がりや練られたシナリオにゾクッと来るのが、なんかすごく快感です。


たまにはオタクみを出してみました。
そんな日曜日でした(もう月曜日ですが)